薬剤師によるアトピー治療法情報サイト

砂糖について

 

油、タンパク質がアトピー治療の食生活には重要であることを述べてきました。
そして、最後に避けるべきものが砂糖、特に白砂糖です。

 

甘いものを食べたらかゆくなる。

 

アトピーで苦しんでいる多くの人が経験したことがあるのではないのでしょうか?
私も症状の悪かった時は、甘いものをたくさん食べるとかゆくなることが多かったです。
なぜ甘いものをとるとかゆくなるのでしょう?

 

砂糖がアトピーに悪い原因

 

砂糖がアトピーに悪い原因は、いくつかあります。
1、腸内環境悪化
2、代謝に多量のビタミン、ミネラルを使う
3、体内で生産されるステロイドを消費する
4、体内でヒスタミン作るもとになる

 

では、それぞれ、説明していきます。
1、腸内環境悪化
砂糖は、腸内悪玉菌のえさになります。よって、悪玉菌が増え、腸内環境が悪化します。
腸内環境が悪いと、消化力が落ち、腸壁が荒れ、通常腸から吸収されず便になるアレルゲンや未消化のタンパク質なども、吸収されてしまいます。すると、これらが体内でかゆみを起こす原因になってしまうのです。

 

2、代謝に多量のビタミン、ミネラルを消費する。
アトピーの治療には、ビタミン、ミネラルをたくさん使います。その必要性は、→こちらで述べています。
しかし、砂糖は、体内に入ってからエネルギーとして使えるようになるまで、多量のビタミン、ミネラルを使います。砂糖によりビタミン、ミネラルの欠乏が起こってしまい、アトピーが一向に良くなりません。

 

3、体内で生産されるステロイドを消費する
ステロイドといえば、ステロイド軟膏を連想する方も多いと思います。かゆみ止め、炎症止めとして使われるあの軟膏ですね。
しかし、このステロイド、実は体の中でも作られています。体内で作られたものも、軟膏のステロイドと同じく炎症を抑え、かゆみや傷を治す働きをします。しかし、ステロイドは、砂糖を代謝する際にも使われます。
つまり、砂糖をたくさんとると、ステロイドは砂糖の代謝に使われ、炎症やかゆみを抑える働きをする量が減るのです。よって、アトピーが悪化しやすくなります。

 

4、かゆみのもとであるヒスタミンの分泌を増やす
ヒスタミン。アトピーの人は、聞いたことある方も多いのではないのでしょうか?
ヒスタミンとは体内で作られる物質で、様々な作用があります。その中で、我々アトピーに深い関係を持つ作用が、アレルギー反応や炎症を起こさせる働きがあるということです。つまり、ヒスタミンが増えると、アレルギー反応が促進し、炎症が起こり、結果的にかゆみがひどくなり、アトピーが悪化します。
砂糖は、このヒスタミンの分泌を促進してしまいます。砂糖は体内で分解される過程で、蟻酸(ギサン)という物質を作ります。この蟻酸がヒスタミン分泌の引き金となり、体内のヒスタミン濃度をあげてしまうのです。

 

以上のような理由で、砂糖は私たちのアトピーを悪化させます。
よって、アトピーが悪いうちは、砂糖は完全に断つのがベストです。

 

しかし、困ったことに、甘いものは美味しい!!
コンビニやスーパーに行けば、安く、甘く、美味しいものがたくさん手に入れられます。テレビでは、スイーツ特集が連日放送され、甘い誘惑をしてきます。
そのため、現代社会では、甘いものを断つ事は、容易なことではありません。
私自身、甘いものは大好きで、和菓子から洋菓子まで、すべからく好物です。

 

そこで、私は、砂糖の種類を学び、自身の食生活改善を行いました。
すると、アトピーは改善していきました!!
その方法がこちらです。
                          →砂糖の種類を知り、食べる量を減らす方法